20年待った、「序章」という名の贅沢。

還暦を迎え、人生の「第2幕」の幕開けを祝っているいのたかです。
先日は桜探検隊として市内を駆け巡りましたが、

この日は自宅で、ずっと温めてきた「とっておき」を解禁しました。

その名も、

「オーバーチュア(Overture)」

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 泣く子も黙るカリフォルニアのカルトワイン
「オーパスワン」のセカンドラベルです。

手に入れたのは約20年前。当時、漫画『神の雫』で紹介され、
凄まじい人気で入手困難を極めた逸品です。
当時はナパのワイナリーでしか買えないと言われ、
私も希少価値と熱狂に押されて必死に手に入れたのを覚えています。


澱(おり)に刻まれた、20年の重み。

いざ、60歳の節目に抜栓。 グラスに注ぐと、年月を感じさせるがかなり出ていました。
しかし、それこそがわが家のセラーで私と共に歳を重ねてきた証です。

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かつて伊豆のシダックス・ワイナリーで味わった本家オーパスワンの記憶を辿りながら、一口。
ノンビンテージながら、あのオーパスワンの重厚な気配がしっかりと垣間見える……。
36年間の会社員生活、そして今挑んでいる改革の疲れも、
この深く、ねっとりとした甘美な液体がすべて溶かしてくれるような気がしました。


セラーの「代替わり」。次は伝説のロックバンドと共に。

「もったいなくて飲めない」
と寝かせていたワインたち。

でも、還暦を過ぎた今、これからは最高に美味しいタイミングで惜しみなく楽しんでいこうと決めました。

そして、

「序章」の空いたスペースに新たに迎え入れたのが、
「シャトー・モンペラ」

 これもまた『神の雫』で爆発的な人気を博した一本。
あの伝説のバンド・クイーンの音楽のような力強さと評された名酒です。
「序章」を飲み干し、次はこの「クイーン」が奏でる旋律を楽しみながら、
数年後の自分へとバトンを繋いでいこうと思います。


還暦上等! 美酒をガソリンにして。

普門寺の満開の桜、広島城の工事現場の今、
そして20年もののカルトワイン。
過去の自分からの贈り物を今の自分が受け取り、
未来の自分のために新しい種をまく。

この循環こそが、還暦現役の楽しみ方かもしれません。

さて、今夜はモンペラのラベルを眺めながら、
もう一杯だけ余韻に浸りましょうか。


皆さんのセラー(あるいは棚の奥)に眠っている「いつか」のためのワイン、ありませんか?


還暦上等!
どんなワインも、人生も、今が一番美味しい。明日も颯爽と駆け抜けます!