「旬」は、いつも誰かが運んでくる。
還暦を迎え、2026年の春を鮮やかに駆け抜けているいのたかです。
先日は広島市役所の躑躅(つつじ)に足を止め、
スパ羅漢の復活に胸を熱くしましたが、
今度は「山の恵み」が私の元にやってきました。
この季節、なぜか不思議とたくさん頂戴するタケノコ。
「わっ、こんなに!」と驚くほどの量を手に、
私は迷わず実家へと車を走らせました。
実家の山椒、これぞ「最強の隠し味」。
実家へ向かったのには理由があります。
そこには、立派な山椒(さんしょう)の木があるのです。
タケノコ料理の真打といえば、やはり「木の芽あえ」。
庭から摘んできたばかりの、
あの爽やかな香りの木の芽をたっぷりと使う……。
スーパーで買うのとはわけが違う、
鮮烈な香りとタケノコの甘みの競演。
「……旨い!」
思わずバクバクと食べてしまうその姿に、
相方も苦笑いしているかもしれません。
質素な記憶を、豊かな「今」で上書きする。
子供の頃、ナポリタンしか知らなかったあの頃の食卓。
1989年に社会に出て、36年。
自社の「廣島牛ローストビーフ」や「自社ベーコン」の
ブランド化に挑んでいる今だからこそ、
こうした「素材そのものの力」に改めて感動してしまいます。
腰痛に悩まされ、鍼灸師さんに「立ち止まることも大切」
と教わっている今の私にとって、
実家の庭で季節を感じながら旬を食す時間は、
どんな名医の診断よりも心を整えてくれる気がします。
還暦上等! 季節を食べて、明日を拓く。
新調したエアコンの快適な風の中で、
あるいはスパ羅漢で感じた山の空気のように。
タケノコが運んできた「春から夏へのバトン」を、
私はしっかりと受け取りました。
また明日からは戦場(オフィス)へ。
旬のエネルギーをチャージした今の私なら、
どんな複雑な課題も、
タケノコのように「ニョキニョキ」と解決していけそうです!
皆さんの家の「旬の定番」、今年はもう食べましたか?
還暦上等! 自然の恵みに感謝して、颯爽と駆け抜けます!

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