「限定」という、抗えない魔法。

還暦を迎え、2026年の初夏をマイペースに楽しんでいるいのたかです。

コストコで見つけたスタバ風グラスでの優雅な家飲みも最高ですが、外に出ればまた別の誘惑が待ち構えています。

鍼灸師の先生の教えを守って「歩くこと」を意識し、
街を闊歩(あるいはふらふらと散歩)していると、
どうしても目に飛び込んでくるキラーフレーズがあります。

 そう、「期間限定」です。

今回は、一風堂の店頭で
「期間限定 太つけ麺」の文字に遭遇。

来たる110周年のブランディングやキャンペーンなど「仕掛ける側」の目線も持っているはずなのに、いざ自分の胃袋のこととなると、この二文字の魔力にはどうにも抗えません。
迷わずふらふらと入店し、当然のように「限定」をオーダーしました。

期待値と「普通に美味しい」のジレンマ。

さて、肝心の味はというと……。

2mma0snFSEa2e8Ssm3cJug

 「うん、普通に美味しい。」


いや、決して美味しくないわけではないんです。
一風堂クオリティですから、間違いなく美味しい。
ただ、「限定」という言葉が自分の中でハードルを勝手にMAXまで引き上げてしまい、
「マテ貝」に出会った時のような劇的な感動を期待しすぎてしまったのかもしれません(笑)。

「普通に美味しい」を提供し続けることの難しさを知る食肉卸の人間としても、過剰な期待を持たせてしまう「限定」という言葉の罪深さ(?)を、身をもって学んだ一杯でした。

B級グルメとフードコートの平和条約。

そしてもう一つ、我が家には「食」に関する永遠のテーマがあります。
それは、相方と「B級グルメの趣味がなかなか合わない」ということ。


美味しい地中海料理や和の小料理屋、あるいは自社製のはなおかベーコンといった
「A級」の美味しさはバッチリ共有できるのですが、
なぜかラーメンやジャンクなものになると、
見事に好みがすれ違います。
あれこれと妥協点を探るのも疲れるお年頃。

jctxTNHLQam8MTO3g927Cg

そこで行き着いた究極の平和的解決策、
それは「フードコート」です。


お互いが好きなものを、それぞれの店で選んで、
同じテーブルで一緒に食べる。
これぞ、多様性を認める現代の、
そして熟年夫婦の最高にスマートな食事のスタイルではないでしょうか。

還暦上等! 自分に素直に、美味しく楽しく。

今日も元気に街へ。
 次に「限定」の文字を見つけた時、私は学習して素通りできるのか、
それともまたふらふらと吸い込まれて「普通に美味しい」と呟くのか……。
おそらく後者でしょう(笑)。


皆さんも、ついつい「限定」という言葉に釣られて、期待しすぎちゃったこと、ありませんか?


還暦上等!
どんな味も人生のスパイスにして、颯爽と駆け抜けます!