P1350476原爆供養塔にて

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建立年月日
1955(昭和30)年8月5日
建立者
広島戦災供養会(広島市)
設計者 石本

喜久治

(

きくじ

)

形状
桃山時代の

御陵

(

ごりょう

)

を模した円形の土盛りの頂点に石造の相輪の塔が据えられている。(直径16m、高さ3.5m)
建設の目的
氏名不詳や一家全滅などで引き取り手のない遺骨を供養するため。
特記事項
  1. 供養塔のなりたち
    爆心地に近いこの付近には遺体が散乱し、また、川から引き上げられたものなど、無数の遺体が運ばれ、荼毘にふされました。1946(昭和21)年市民からの寄付により、仮供養塔、仮納骨堂・礼拝堂が建立され、その後10年経った1955(昭和30)年広島市が中心となり、老朽化した遺骨堂を改築し、各所に散在していた引き取り手のない遺骨もここに集め納めました。
  2. 土盛りの内部
    内部には納骨堂があり、一家全滅で身内の見つからない遺骨や氏名の判明しない遺骨約7万柱が納められています。広島市は、氏名が判明しながら引き取り手のない遺骨の名簿を毎年公開し、遺族を探しています。1955(昭和30)年に2,432柱あった遺骨のうち、今でも824柱の遺骨は引き取り手がなく、この供養塔に眠っています。(2007(平成19)年6月20日現在)
  3. 合同慰霊祭
    1946(昭和21)年以後、毎年8月6日にはこの供養塔の前で、さまざまな宗教・宗派合同の供養慰霊祭が営まれています。また毎月6日には、関係者により例祭がとり行われています。
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